栄善さんの
住 職 日 記
平成15年 3月分

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3/31
(月)
お参りなどがなく、一日ゆっくりと過ごしました。ホームページもあまり進化がないので少し手を加えてみました。あまり変わり映えしませんか・・・
相変わらずテレビなどの報道機関はイラク攻撃について報道していて目が離せません。痛ましいことです。一体全体、何を考えているのでしょうか??辛いことです。
3/30
(
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毎年恒例の猟友会の慰霊祭がありました。この地区は田畑が多く、田畑を荒らす害獣 害鳥の駆除を猟友会の方々が携わっておられます。しかし、ただ駆除するだけではなく、それらの供養をするために毎年一度会員が相集われます。尊いことだといつも思っております。
イラクに対するアメリカの攻撃はエスカレートするばかりで、被害も相当増えている様子です。一日も早い解決を祈ります。
3/29
(土)
昨日までの疲れが正直いって残っています。きょうは少々辛かったです・・・土曜日ということで、前々から受けていた法事が2件ありました。
ところで、四国に行く数日前にお寺に迷い込んできた犬について、保健所・警察にも問い合わせをしたのですが、該当者がありませんでした。そのまま保険所に連れて行かれると、しばらくの間は飼ってくれる人を募集しますが、なければ処分されるという噂を聞きました。よく見るとかわいい顔をしているし、何かの縁でお寺に来たのだから飼うことにしました。
犬種は秋田犬のようです。名前はタロにしました。よろしくお願いします。
3/28
(金)
昨日で高知のお寺16ケ寺は巡拝し終えたのですが、愛媛にあるお寺の中で高知に隣接しているところが数ケ寺あり、本日お参りしました。40番観自在寺、41番竜光寺、42番仏木寺、43番明石寺の4ケ寺です。
最終の明石寺をお参りし終わったのが午後2時過ぎでした。ここから西宮に向かってバスで帰ります。かなりの距離があるため、西宮に到着したのが午後10時でした。お疲れ様でした。
なお、四国八十八ヶ所巡礼につきましては、後日詳細をUPする予定です。
3/27
(木)
昨晩は午後7時30分から寝てしまったそうです。午前6時に起きたので、10時間30分寝たことになります。おかげで、一日爽快でした。
35番清滝寺、37番岩本寺、39番延光寺、38番金剛福寺をお参りしました。
最終の金剛福寺は足摺岬の先端にあり、バスの中での移動が長かったです。
きょうの天気はくもり。金剛福寺あたりで少しパラパラと雨が降りましたが、おかげてお参りしているときは雨にあたらず、バスに戻ると大きな雨が降り出しました。
きょうの宿泊はみさきホテル。巡礼最後の夜ということで、お参りの皆さんで打ち上げをしました。広間で食事をしながらカラオケをしたりして、かなり盛り上がりました。
3/26
(水)
きょうもよい天気になりました。28番大日寺、29番国分寺、30番善楽寺、31番竹林寺、32番禅師峰寺、33番雪蹊寺、34番種間寺、36番青竜寺におまいりしました。高知はお寺とお寺の間が離れているところが多く、バスに乗っての移動時間が長いです。夕方、無事に宿をとる三陽荘に到着しました。夕食のあと、部屋でお寺さん方とお話していたつもりだったのですが、いつの間にか寝てしまったみたいでした。
3/25
(火)
朝から雨でした。午前6時30分、西宮を出発して四国八十八ヶ所巡礼に出かけました。毎年恒例の行事で、近隣の寺院4ケ寺で組織する密行会にての巡礼です。一国参りにて巡礼しているのですが、今年は高知一国参りです。
総勢62名の参加で、バス二台で出発しました。午後に高知に入り、24番最御崎寺、25番津照寺、26番神峯寺を巡拝しました。朝方どしゃ降りだった雨も巡礼が始まると止み、夕方にはカラリと晴れ上がり気持ちよくお参りすることができました。本日は、民宿かとりで宿泊しました。
3/24
(月)
お彼岸参り終わりました。思い返せば長い日々でした。ありがとうございました。
明日から四国八十八ヶ所に巡礼に出かけます。毎年春のお彼岸が終ってから出発しています。今年は高知一国参りです。28日に帰宅します。よって、住職日記は28日帰宅してから後にアップします。
3/23
(
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お彼岸参り、ラスト二日。きょうも朝から夕方まで頑張りました。きょうは大変良いお天気であたたかかったです。お参りに行かせていただいて、檀家さんに喜んでいただけることを大変うれしく思います。明日が最終日です。頑張ります。
捨て犬がお寺に居ついて帰ろうとしません。かわいそうだから飼うことになるかもしれません・・・戦争はまだ続いています。早期の解決を念じます・・・
3/22
(土)
彼岸参りにて足や方面に行きました。20日から彼岸参りのお手伝いで来ていただいており、二手に分かれてお参りしました。夕方までかかりました。
暑さ寒さも彼岸までと申しますが、きょうは雨模様で肌寒い一日でした。
彼岸途中ですが、お手伝いのお坊さんを連れて夕食に行き、スタミナをつけました。
今朝、境内に捨て犬が迷い込んできました。かなりお腹をすかしている様子で、少し餌を与えました。お寺だから何とかしてくれるだろうという考えなのでしょうが、ひどいことをする人がいるものです。
3/21
(
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彼岸の中日でした。例祭日でもあるため、彼岸参りはなく、お寺で行事がありました。休日ということもあって大勢の方がお参りしていただきました。午前11時からの護摩にも、普段よりも多くの方がお参りいただき、護摩のあとの法話にも大勢の方が耳を傾けていただけました。
内容は、般若心経についての第二段のつもりでしたが、戦争が勃発したためにお話がそのこと中心になってしまい、肝心の般若心経については、あまりお話できませんでした。
まあ、時間をかけてゆっくりとお話させていただくことにします。
アメリカ軍のイラク攻撃はまだ続いています。軍事施設を中心に攻撃し、一般市民に影響ないようにつとめているということですが、多少の犠牲者は出ているようです。ご冥福をお祈り申し上げます。一日もはやい解決を祈ります。
3/20
(木)
本日は鷲林寺村の彼岸参りでした。噂では、きょうの午前10時にイラクに対するアメリカのタイムリミットであるからいよいよ戦争が始まるということでした。戦争は絶対にいけないことであるから、何とかブッシュ大統領が思いとどまってくれないものかと思いながらのお参りでした。しかし、お昼ごろにお参りに行かせていただいた奥さんが、ついに戦争が始まってしまったと教えてくれました・・・
哀しいことです。なぜ、人が人をあやめなくてはならないのでしょう・・・人間として、最低の行為だと思います。何とか早い時期に解決することを祈るばかりです。そして犠牲者が出ないことを祈ります。
3/19
(水)
大阪方面の彼岸参りの間に芦屋市でお葬式があり、大阪と芦屋を行ったりきたりしました。最終のお家に着いたのが30分送れくらいで、何とかおまいりできました。
大阪の檀家さんは、当然コテコテの大阪弁で話されます。飾ることなく本音でお話されます。聞いているこちらも気持ちよくなります。
「おじゅっさん、ごめんな。お布施の袋買ってくるの忘れてしもてたわ。きょうは小さい袋でかんにんしてや。今度は大きい袋用意しとくから・・・まあ、大きい袋でも小さい袋でも中身はおんなじやけどな。はっはっは・・・」
こちらまで愉快な気持ちになりました。言葉って大切ですね。そのひとことで相手を喜ばせたり怒らせたりする。気をつけなくてはいけません。
お葬式の方は、87歳のおじいさんでした。まじめ一本の方で、曲がったことが大きらいな人でした。晩年は、頑固さも消え、おだやかなやさしいおじいさんでしたとはご家族の言葉。ご家族に愛され、おしまれておしまれてのお葬式でした。
人間誰でも最後には死ななくてはなりません。永遠に生き続ける人間は誰一人としていません。死ぬときになって、おしまれて死んでいくこと。これが最高の死に方だと思います。永遠に生き続ける体はこの世にはありません。しかし、その人の良い行い、教訓というものが永遠に語り継がれていくことはあります。たとえば、お釈迦さまやお大師さまのように。それが永遠の生命といわれるものかなと思います。
お釈迦さまやお大師さまのようには無理なことかもしれませんが、せめておしまれて死んでいけるような、そんな人間でありたいと思います。
3/18
(火)
西宮市内の彼岸参りでした。段々足が痛くなってきました。
夜7時からお通夜がありました。明日お葬式になってしまい、明日のお参りの変更をしました。彼岸中に亡くなる人は、寿命一杯生きられた方とか、いいところに成仏できるとか言われます。どうかよいところに成仏されますようお祈りさせていただきました。
アメリカのイラク攻撃が気になるところです。20日がXデイだという報道です。本当に戦争になるのでしょうか??気がかりなことです。
3/17
(月)
アメリカがイラクを攻撃する可能性が99.9パーセントになったと聞きました。なぜ、戦争に持っていこうとするのか・・・戦争をすれば関係のない、何の罪もない人々が被害を被ります。その被害とは、死ということも含まれます。
私たちは、阪神淡路大震災で大変な被害を被りました。また、数え切れない悲惨な場面を見てきました。あれは天災で仕方がないという、半分あきらめのようなものがありますが、人災によってあのような悲劇が繰り返されることは絶対に許せません。何とか戦争だけは避けてほしいと願っていましたが、どうも始まりそうな雰囲気です。
せめて、私たちでできることを精一杯するだけです。一人でも多くの罪なき方が生き延びられますようお祈りいたします。

彼岸参りは好調にお参りさせていただいております。檀家さんが、笑顔でお迎えしていただけること。これが何よりも、ありがたく、疲れが吹き飛びます。
3/16
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本日は宝塚方面の彼岸参りでした。朝は晴れていたのにお昼前から雨が降り出し、午後からは本降りとなりました。昨日も雨できょうも雨・・・2日連続の雨とは珍しいことです。一雨ごとに暖かくなっていく、いわゆる初春の天気なのでしょうか・・・
宝塚方面は大変な渋滞でした。日曜日なのに道路工事でもやっているのかと思いきや・・・宝塚ファミリーランドが近々に閉鎖されるということで、土曜・日曜はお客さんが詰め寄せるということでした。宝塚ファミリーランドといえば、子供の頃よく連れて行ってもらいました。その頃は、遊びに行くといえば動物園でした。子供たちのあこがれの場所でもありました。また、ホワイトタイガーもいました。人気者でした。その動物たちも、各地の動物園に引き取られていって、今はほとんどいなくなったそうです。
宝塚といえば、歌劇・温泉。そしてファミリーランドでした。そのうち温泉が姿を消して、ファミリーランドも姿を消そうとしています。寂しい限りです。子供の頃の思い出を大切に「ありがとう」ということばを送りたいと思います。
3/15
(土)
本日から本格的に彼岸参りがスタートしました。きょうは西脇・赤穂・高砂・加古川・明石・神戸西区方面。遠方ばかりで300キロ以上走りました。朝から雨が降り、また年度末ということもあってか工事が多く、渋滞などもあって思うように移動することができず、30分ずつほど遅れ気味でした。しかし、檀家さんは「遠方のところ、ご苦労さま」とやさしくねぎらっていただきます。ありがたいことです。帰宅したのは午後7時前でした。
帰ってから夕食をしながらたまたまテレビを見ていますと、「こころ」の分析をテーマにした番組をしていました。その中で、心とは脳の中でのことと考えられていましたが、心臓にも関係している可能性があると言っていました。
それは、心臓病の女性が交通事故で脳死状態になった18歳の少年の心臓を移植したことからはじまります。移植後、彼女の行動・言動をはじめ、食べるものなどの好みまでが変わったというのです。結局、その変わった部分は18歳の少年のものでした。心臓移植をしたことで、18歳の少年の心臓が彼女の体内に埋め込まれたことによって、青年の性格・好みなど、今まで彼女にはなかった新たなものが発生したというのです。そして、彼女は夢の中でひとりの少年に出会い、夢の中で少年の名前を告げられます。その名前は、自分に心臓を提供してくれた少年の名前そのものであったことが後日明らかになるのです。信じられないようなお話ですが、心というものは医学的には、脳から発信されるものとされてきた学説から、心臓にも発信する機能がある可能性がでてきたとのお話でした。
仏教では「こころ」を大切に尊重することは当然のことです。また、それは「仏心」などということばで表現します。また真言密教では如意宝珠といわれるものを大切にします。詳しく書くことは今は控えますが、医学的に「こころ」と「心臓」が大きく関係することが証明されたならば、如意宝珠の意味するところが大変重要なこととして展開していくのではないかと思いました。大変興味ある番組で少々興奮しました。
3/14
(金)
彼岸参りが少しありました。明日から本格的に始まるのですが、きょうは変更などがあったお宅にお邪魔しました。
昨年から修理を依頼しておりました仏像の修理が出来上がったという連絡をいただき、夕方に京都より届けていただきました。仏像といいましても、仏像をおさめてある厨子といわれる入れ物の修理でした。その仏さまは聖天さま。大変力の強い仏さまで、行者が一度拝みだしたら死ぬまで拝みまくらないといけない。すなわち、さぼることは絶対に許されないといわれる仏さまです。聖天さまをお祭りする近畿で有名なお寺は、生駒山宝山寺さまがあります。
鷲林寺にも古い古い聖天さまがありました。しかし、さわってはいけないとかたく言われていましたのでさわらずにそっとしていました。恐らく100年近くさわっていなかったのではないでしょうか・・・私も本堂の片隅に聖天さんらしい厨子があることは知っていました。さわってはいけないという言い伝えを守り、住職になってから20年ほどの間、お線香・お供え物をする程度でさわりませんでした。
最近、高野山で伝授を受けていますが、その中で聖天さまのところになったとき、いくらこわいといわれる仏さまでも掃除ぐらいはしたほうがいいというお話に、私もそりゃそうだと納得し、寺に帰ってから早速に厨子を取り出し掃除をしたわけです。すると、かなり古いものなので損傷が激しく、仏師先生にお願いして修理をしていただいたということです。
ばちがあたらなかったかって?ばちがあたるどころか、いいことが2回もありました。やはり、綺麗にして差し上げることは大切なことだと実感しました。
お坊さんの修行は掃除に始まり掃除に終わるとも言われます。掃除をすることは基本中の基本です。いわゆる、ものを掃除することで自分の心の中も掃除をするといった意味になるのでしょうか。
綺麗なった聖天さま・・・うまくは拝むことはできないと思いますが、心をこめて掃除をして、末永く大切に拝んでいこうと思います。
3/13
(木)
彼岸前にて檀務は少なく、事務整理をしていました。四国巡礼の準備、仏教会花祭りの準備などで結構忙しいです。
毎日テレビなどでアメリカのイラク攻撃について報道しています。なぜ戦争をしたがるのでしょうか。戦争をすれば利益が上がるのかもしれませんが、何といっても尊い多くの人命が犠牲となります。何とか戦争だけはしてほしくないですね。ただ祈るばかりです・・・
3/12
(水)
仏壇の開眼供養を頼まれて新しく檀家になられたお宅にお参りに行かせていただきました。お参りが済んでお話しておりますと、偶然にも知り合いのお友達でした。悪いことはできませんねと顔を見合わせました。世間は本当に狭いものです。誰に見られているかわかりません。
しかし、よくよく考えてみると、誰も見ていないから・・・と思っても、必ずひとりに見られていますよね。そうです、それは自分自身です。悪いことはできませんね。常に自分にうそをつかないように生きていかなくてはなりません。反省、反省・・・
3/11
(火)
午前中檀務にでかけました。
夕方、近隣のお寺の副住職さんが勉強に来られました。先日に引き続いて2回目です。午後4時過ぎから午後8時頃までぶっとうしでやりました。若い人が一生懸命になられることは素晴らしいことです。一緒に勉強しておりますと、私も若さのパワーをもらえるような気がします。まだまだ若いのですが・・・
天候が落ち着きません。もう少し寒い日が続くということです。体調を崩さないように気をつけましょう。
3/10
(月)
きょうも寒い一日でした。雪がちらついていました。
お参りはなし。お寺で事務処理をしていました。いよいよ花粉症の症状でしょうか。目がかゆくなってきました。おもわず目薬を買いました。今頃は、花粉症専用の目薬があるのですね。効いてくれればいいのですが・・・
3/9
(
)
三寒四温といいますが、寒の戻りとでもいうのでしょうか。朝から雪が降り、大変寒い一日でした。もうすぐ彼岸だというのに、どうなっているのでしょうか・・・
気候が定まりません。風邪をひいたとか体調が悪いという人が多いです。体調には十分に注意してください。
日曜日にて法事など檀務がありました。しかし、お彼岸参りとしてお参りさせていただく関係上、月参りがお休みなので比較的ゆっくりしております。この機会に普段できないことを整理しようと思っております。やりたいことは山ほどありますが、なかなかできませんね。
3/8
(土)
法事・お葬式など多忙な一日でした。
夕方から西宮市仏教会の役員会と評議員会がありました。今年も4月4日に西宮市立勤労会館にて仏誕花祭りが開催される予定で、その打ち合わせがありました。3年前から事務局をお世話させていただいていますが、著名な先生をお招きしての講演会をしておまいりの皆様に喜んでいただいております。今年は西川ヘレンさんをお招きすることになりました。また、津軽三味線の翔田ひかりさんのショーもあります。4月4日・午後1時からですのでどうぞお越しになってください。
今夜は、仏教会会員さんへの案内状作成で徹夜になるかもしれません・・・
3/7
(金)
旅行から帰ってきて、2時間だけの時差というものの、何か時差ぼけのようなものを感じながらの起床でした。午前8時に電話がありました。仏教会の会長さんからでした。今度行う「花祭り」の資料を至急作成して欲しいとのこと。わたしがタイから帰ってくるのを待ち構えておられたそうです。
そうこうしていると、お葬式の依頼の電話・・・昨日でなくてよかった・・・と胸をなでおろしました。
引き続いて、色々な人から電話がありました。やはりしわ寄せがありますね・・・
本日は京都方面に檀務に出かけました。その後、お通夜に出かけました。きのうでなくて本当によかったと思いました。明日はお葬式です。一生懸命お勤めさせていただきます。
3/6
(木)
朝から荷造りをして空港に向かいました。あっという間の4日間でした。といっても本日は日本に帰るだけなので、実質は3日間ということになりますか・・・
昨日のような貴重な体験??もできたし、タイのお寺もたくさん参拝できました。タイ料理もたくさん食べたし、堪能して帰国できます。
午後2時の飛行機で関空に・・・関空到着は日本時間の午後9時。税関も無事通過して帰ってまいりました。日本は雨・・・そして寒い・・・おいしいうどんを食べてお寺に帰りました。うどんがおいしかった・・・1ヶ月も2ヶ月も行ってたわけでもないのにね。たった4日間だけ日本を離れていただけなのに妙に日本食が懐かしく感じるのは私だけでしょうかね??いつも思うのですが、不思議な感覚ですね。お疲れ様でした。
3/5
(水)
終日自由行動でした。タイにはよい香木があると聞いていましたので、その香木を探しに町に繰り出しました。外国に行けばいつもチャレンジャーになります。ハワイやグアムではレンタカーを借りて知らない町をあてもなく走り回り、友人からチャレンジャー!とひやかされました。今回のタイはさすがにレンタカーを借りる勇気がありませんでした。最初はレンタカーを借りる予定にしていたのですが、あの渋滞を見ればスムーズに運転する自信がなくなりました。
タイでの交通手段は普通のタクシーと、「トゥクトゥク」と呼ばれるオート三輪が主となります。タクシーはメーター方式ですがトゥクトゥクは乗車する前に値段を交渉すると聞きました。日本語はもちろん通じません。とはいうものの片言の英語力であるわたしと、タイ語の混じった英語を話す現地の人との対話は大変な労力を費やします。何とか目的地である「ブッダマーケット」まで行く交渉が成立して乗り込みました。タクシーはクーラーがきいていますがトゥクトゥクは自然クーラーです。ほこりでなんとなく目が痛い・・・それと何といっても暑い。
何とかブッダマーケットに到着しました。しかし、そこにはお香はありませんでした。昭和30年代頃の日本の市場といった感じでしょうか。独特の雰囲気を感じました。
その後再びトゥクトゥクに乗って移動しました。ワールドトレードセンターというところに行きたかったのですが、その近くまで来たところで大渋滞にひっかかってしまい、歩いたほうが早いということで途中で降ろされてしまいました。仕方なく歩いていると、もう一台トゥクトゥクを運転しているおじさんが声をかけてきました。「どこに行くんだい??」調子よさそうな人に見えたので無視していたのですが、あまりにしつこく聞いてくるので「ワールドトレードセンター」と答えると、乗せていってあげるというのです。はじめは断っていたのですが、10バーツでいいから乗ってくださいと言うのです。1バーツが3円なので10バーツは30円。「30円か・・・まっ、いいか」ということで乗ってしまいました。はじめは調子よく色々と話していたのですが、どうも様子がおかしい。5分経っても10分経っても一向に目的地に着かないのです。着かないどころか、どんどん町から離れていきます。これはおかしいと思い確認すると、10分だけ付き合って欲しいと言うのです。断ると5分だけと言ってきます。最後にはトイレに行きたいからトイレまで付き合って欲しいと言うのです。これにはさすがに頭にきて、気がつけば日本語で怒鳴っていました。信号待ちの瞬間にそのトゥクトゥクから飛び降りました。そのまま乗っていたらどこに連れて行かれたかわかりませんでした。タクシーに乗り換えてワールドトレードセンターに行きましたが、結局トゥクトゥクに乗ったところから500メートルのところが目的地でした。
後ほど添乗員さんに合流してこの話をすると、タイではよくある話だそうです。特に今は不景気なので、自分の知り合いの土産物屋に連れて行って買い物をさせて、そのマージンをもらうというヤカラが多いそうです。しかし、この国をよくしようと思うならば、また多くの外国人観光客に来てもらいたいなら、そのような詐欺まがいなことをして利益を得たところで、それは一時的なものであり、逆にタイという国の印象・評判を悪くして最終的には誰も来なくなって益々悪い状態になるとの話をしました。自分の国に帰って「タイという国はいいところだったよ」という言葉が第二第三の観光客を生むのであって、またリピーターとなるわけであって、それがタイ国全体の利益につながると思うと添乗員さんに思わずあつく語ってしまいました。
だまされかけたことには腹が立ちましたが、時間が経てばこれもよい思い出となるのでしょう・・・
3/4
(火)
早朝からバンコク市内観光でした。想像ではバスか車を利用すると思っていたのですが、バンコクは交通渋滞が激しいため、船を使って川を移動する方法をとったことには驚きました。船といっても、決して豪華船ではありません。ともすれば、ひっくり返ってしまうような小船です。また、交通手段に船を利用する人が多く、川は大きな船 小さな船が所狭しと往来します。私たちの船は小さなものです。大きな船とすれ違うと、その波にのまれそうになります。ヒヤッとしたことが何度もありました。
まず、「暁の寺」に参拝しました。やはり仏教国です。お釈迦様がしっかりとお祭りされていました。見事なパゴダに感動しました。
次にタイの名物、水上マーケットに案内されました。小さな船に乗ってものを売るおばさんに出会いました。そのおばさんは、果物の王様といわれるドリアンを売っていました。ドリアンは臭くて、強烈なにおいがするとの噂を聞いていたので少し抵抗がありましたが、思い切って食べてみました。ところがどっこい、さすがに果物の王様と言われるだけあります。すごく甘くておいしかったのです。聞きますと、皮をむいて3時間ほどすると臭くなってくるとのこと。皮をむいてすぐに食べるものだそうです。
そののち王宮・エメラルド寺院に参拝しました。やはり、すばらしいものでした。エメラルド寺院の本尊様は素晴らしいお釈迦様でした。日本とは違った独特の雰囲気ある寺院建築に圧倒されました。
夕食はタイ料理を堪能しました。
3/3
(月)
関西新空港から深夜1時20分発の飛行機に乗ってタイに出発しました。3泊4日の休暇をいただいての久しぶりの旅行です。
タイは今から2年前、カンボジア「いろは小学校」の視察に行った帰りに一日だけ立ち寄りました。一日だけの訪問でしたので、実質は今回がはじめてといった方がいいでしょう。どんな国なのかワクワクしながらの入国でした。
関空を出発したのが夜中の1時20分。タイまでは約5時間30分。日本との時差が2時間ありますから、タイに到着したのが日本時間の午前7時前。すなわちタイ時間の午前5時前でした。あたりは真っ暗・・・タイ空港は広く、出口がわからない・・・それにタイ語をまったく話せないので30分ほどウロウロしました。ようやく出口を探し当てて無事添乗員さんに出会いました。
ラッキーなことにこんなに早い時間にもかかわらず、ホテルにチェックインすることができました。ホテルのベッドで少し仮眠をとり、午後からバンコク市内のお寺に参拝しました。バンコクには高野山真言宗から派遣された開教師が滞在する日本人納骨堂があると聞いていました。そのお寺を目指しました。あいにく開教師は不在でしたが、タイ人のお坊さんが親切に応対していただき、わざわざ本堂の鍵を開けて中を拝ませていただきました。立派な本堂でした。
夕食は中華料理をいただきました。大変おいしかったです。
3/2
(
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昨日とは打って変わってよいお天気でした。日曜日にて、法事などの檀務で夕方までお参りさせていただきました。それにしても一日中ぽかぽか陽気で、春を感じました。といっても3月ですものね。
明日から、休暇をいただき旅行に行ってきます。よって、住職日記は3月7日にアップします。よろしくお願いいたします。


昨日の日記を読まれたのか、友人といいますか、お寺の先輩からご親切なメールをいただきました。花粉症の皆さん、一度試されてみては如何でしょうか??

友人 Yさんからのご親切なメール
ご無礼をしております。花粉症の対策として一昨日NHKのテレビで花粉症の対策をしておりました。一番効果のある対策は少し馬鹿馬鹿しいですがレンコンを皮ごと摺り下ろしてその汁を花の中に塗布して吸い込むそうです。レンコンの中の物質が花粉を変成させて花粉でない品に変えるそうです。と言う事は花粉症の花粉が無くなり鼻水も息苦しさも収まるそうです。しかし持続時間は6時間程だそうですがかなり効果が有るそうです。それとワサビも嗅ぐとかなり効果があるそうです。
私は花粉症ではないので苦しさが分かりません。しかし誰も私の言う事を信じてくれません。藤原さんも一度試してみては如何でしょうか?
もし効果があったら幸甚ですね。
3/1
(土)
一日中大雨でした。こんなにまとまって降ったのは久しぶりのことだと思います。本日から3月です。3月は彼岸月ということで、月参り等はお休みさせていただき、彼岸参りとしてお参りさせていただきます。
きょうは、私用で大阪に行きました。大阪も大雨で、大変でした。用事を済ませていったん帰宅し、夕方より宝塚のホテルに行きました。鷲林寺の村の皆さんとの親睦を深めるための会が催されて、ご招待にあずかりました。大変楽しいひと時を過ごすことができてよかったです。

やはり、目がショボショボします。花粉症でしょうか・・・??花粉症になっておられる人が多いようで、皆さん困っておられます。何かよい対策方法ないものですかね・・・